こんにちは。Colorfulメンバーの杉田顕啓です。今回は全6回に渡って去年の9月から毎月行ってきたイベント『国試研究室』について、振り返りをさせていただこうかなと思います。
作業療法士養成校に属するすべての学生のためになる活動をしたいなと考えた時、どの学生にも共通して超えなければいけない国家試験という存在が思い浮かびました。私自身、大学で国家試験対策が行われないために学年が上がっていくうちに不安が増していたこともあり、国家試験について学べるイベントを開催したいと考えました。ここまで書かせていただきた通り、『国試研究室』は私自身が国家試験の勉強を進めるために企画した意図が強いです。しかし、同じ思いを共有してくれる仲間がColorful内外にいてくれて、イベントに参加してくれる人たちがいてくれたからこそ、半年間活動してこれたなと強く感じています。
レクチャーをする研究員は各自で他人に教えるために深く勉強し、レクチャーを聞くイベント参加者は研究員が作成した発表を享受する。このような良い関係がとても心地良かったです。イベントに関わってくれた皆様、本当にありがとうございました。
今回の活動を通して、仲間と一緒に学習することの良さを感じることができました。試験自体は個人戦ですが、そこに至るまでの長い期間は、仲間と一緒に教えたり教わったりする関係で学習を進めることができる団体戦です。その団体の範囲を、"同じ大学"という繋がりからさらに広げられる機会に『国試研究室』はなれたのではないかなと考えています。
今後もColorfulは作業療法学生のためになる活動を続けていくので、是非とも注目していただきたいと思います。
杉田顕啓
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